長々と書いてきたトルコ旅行もこれで最終回です。書き終わるのと同時に旅行も終わったんだなと(1ヶ月以上前に終わってるけど)しみじみ…なんだか寂しいような、全部書き出せてスッキリしたようなそんな気分です。
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幸せな朝ごはん。チーズとチーズとチーズ。
とトマトとパンの朝ごはんです。飲み物はチャイです。
最終日は夜のフライトに合わせて、イスタンブールへフェリーで戻ります。
それまでムダンヤ、港町をフラフラします。
トルコの初代大統領、アタテュルク博物館。見事に閉館日でした。
(今回の旅行、閉まってる博物館お店が多かったような…)
建物がカラフルです。お守りが玄関に飾ってあるところが少なくありません。
犬も気持ちよさそうに寝ています。いや起きてるか。
海がとても綺麗でした。天気もちょうどよくて気持ちい。
この色がとても好きでしばらく壁紙にしています。
トルコ語でアイスクリームはドンドゥルマ。
お昼ご飯は、フェリーターミナル近くのケパブやさんへ。私のイメージしていたケパブはこれ!この数日間、何度もケパブを食べたけれど、え?これケパブ?と思うものばかり。どれもケパブと言うようで、種類が思っていた以上にたくさんありました。野菜と肉を詰め込んで、食べきれない分はこのあとのおやつ用にもって帰ります。
時間が来たので、フェリーに乗ってイスタンブールへ。ちょうど雨が降り始める前に船に乗り込みました。イスタンブールに着いたら、ここからが今日の難関!フェリーターミナルから空港までのバスを探します。
…。ない。流れにそって歩くけど、ない。雨も降ってるし、タクシーのおっちゃんばっかりだし…。バスが見当たらない…。人に聞くのがいやだなんて言ってられない、前を歩いている夫婦に聞いてみよう、そうしよう…。Excuse me. …。英語通じなかった…。他の人に聞くしかない…。
と思っていたら、夫婦の息子さんが離れて歩いていて、夫婦が呼んでくれ助けてくれました。トルコ航空のシェフだそうで、成田には毎月1回いってラーメンを食べるんだと。バスはこの夕方の時間帯混むから地下鉄の方がいいよ、同じ地下鉄の駅まで行くから一緒に行こうと案内してくれました。地下鉄の切符の買い方も親切に教えてもらい、おつりがコインで出てきたので、その人にあげようとすると、いいよ、お土産としてもって帰りなよ、goodなluckがついてくるよ(日本語でなんて言ったらいいのか分からない!!!笑)、と。親切すぎて申し訳ないくらい。コインはお土産として既にたくさんもってるから、どうか受け取ってくださいと渡しました。行こうとすると、空港は最後の駅だからね、と念を押すように細かく教えてくれました。
この旅行、ほとんど晴れてたけれど、このときだけは雨でした。帰りたくない。涙涙。
2回目のアタテュルク空港。国際線はやっぱり大きかった…。
空港に着いたらばたばたとお土産を買います。美味しそうに銀のお皿にのっているのは、どんな味がするんだろうと中学生のときナルニアを見て以来ずーっと不思議だった、ターキッシュデライト!甘い!美味しい!ピスタチオ味をお土産で買いました。ナルニアの話を帰っていろんな人にしたけれど、?がみんなの頭の上にたくさん。あれ?ナルニアみんな見たことない???ナルニア国物語でエドマンドが食べている、ターキッシュデライト。日本語に翻訳された小説では、日本にそんな食べ物はないから分かりやすくプリンって訳されている、ターキッシュデライトです。
チュッパチャップスがあまりにも大きくてびっくりしたので写真におさめておきます。笑
時間がない!と思って、ばたばたしてたのに、いざ時間通りに搭乗口に行くと、フライとディレイのアナウンス。あまりにも遅くて、え、私乗り過ごした?と思うほど。飛行機の中でお腹がすいて酔うのはもう御免なので、お昼ご飯の残りのケパブを食べて待つことにします。結局1時間近く遅れてやっと飛びました。
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最後に。
久しぶりの1週間以上の旅行をして、やっぱり旅行はいいなあと思いました。毎日せかせかした日常の中にいるとそれが普通だと思ってる、目の前のやらないことをこなして食べて寝る、次の楽しみのために同じサイクルの中にいる。そのサイクルを出て、ぽんっと言葉も食べ物も文化も全部違う国に降り立つと、新しい環境で生きようと自分が強くなる気がします。日本では考えなくても目の中に入ってくる文字、言葉。国が変わると、アンテナも気もはってないと、何も入ってこない。五感が必死で働き始め、その分、気づきがたくさんあります。日本と同じだ!違う!と文化の違いだけじゃなく、ちょっとした事に感謝や幸せを感じます。天気がよかったことも、すれ違う人の笑顔も、目の前に広がる景色も、道ばたの花も、ただのオレンジジュースも、すべてがありがたいと思う。
旅行を1月続けてたときは、途中で、もう戻りたいと思ったことがあったけれど(そのことの時はいつか書きます!!)、日常に慣れすぎるのも自分が薄れる気がして、というか、今まで薄れていたのに今回気づいて、外に出れて良かったとそんな旅行になりました。
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