DMCのフリー図案が続きましたが、今回は私が教科書のように持ち歩いている樋口愉美子さんの本に再び戻り、“珊瑚の森”を刺してみることにしました。久しぶりのチェーンステッチ図案です!そして、そして、なんといっても、これまでの作品の中でも1番大きなものとなりました。今までの作品は12cmの枠で収まるものがほとんど、集中すれば一週間もあれば刺してしまえる大きさでしたが、今回の製作期間は約1ヶ月!!!
色選び
まず刺繍を取り掛かるときに最初に行うのは色選びと下絵の写しからです。教科書通りの色を全て持っているわけではないので、私なりにアレンジしながら色を選んでいきます。とはいっても樋口愉美子さんの刺繍はデザイン、図案、色、形、ステッチ、全てが計算されており、一つとして欠けてはならない気がするので、アレンジしすぎることはしたくありません。

図案写しは、これまでで一番時間がかかりました。トレーシングペーパーにまず描いて、そこから布に写していきます。布に描いた時点で満足してしまいました・・・(笑)。

チェーンステッチの美しさと難しさ

今回の刺繍は見ての通りチェーンステッチばかり。中でも1番難しかったのは、赤い珊瑚。曲線がうまく表現できず、図案ではもう少し細く輪郭がはっきりしている珊瑚なのですが、私が刺すともっこり、輪郭はぼんやり。カーブを図案通りに指していくのが、難しいです。チェーンステッチの美しさを見せつけるには良い図案だと思うのですが、面を埋めていくのに必死で、それどころではなくなってしまったのも、残念。まだまだチェーンステッチは回数をこなす必要が…と言いたいところですが、これでだいぶんお腹いっぱいになったのでしばらく良いかなぁという気もしています(笑)。
完成!
山小屋では夏の繁忙期、一番忙しい時期ですが、休み時間に刺繍を続け・・・1ヶ月と少し。やっと完成したのがこちら。


達成感でいっぱいです。
ミニアイロン
この図案にとりかかるにあたって、新たな刺繍道具を買いました。ミニアイロン。今まで家で使っていた普通のサイズのアイロンよりも温度は低いですが、刺繍する分にはまぁ、許容範囲内かなぁと言ったところです。持ち運びにも便利な大きさ、見た目も可愛いです。
壁に刺繍
この作品で山に来てから3作品目となります。自分の部屋の壁に飾っています。

次は何の刺繍にしよう〜〜〜!
後日談・・・
こちらの珊瑚の刺繍は、今までで一番の大作となりましたが、小屋で働いた先輩にプレゼントすることにしました。その先輩は私以上に可愛い可愛いと刺繍を眺めてくださっていたので、せっかくなら、先輩にあげよう!と私にしては思い切った決断をしました。珊瑚さんたち、さようなら・・・。可愛がってもらえる場所で飾られた方が刺繍も喜ぶでしょう!

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