67日目 たくさん歩いた1日

今日も天気が良い。数日前の天気予報では雨が降り始めてもおかしくなかったが、晴れが無事今日まで持ち、気持ち良い青空の下、沢山歩いた。朝食の後、1日はこの景色から始まる。

何度も見ている気はするが、よくよく考えると、ここから快晴の日に山を眺めたことは大してないかもしれない。同じように美しいと思う景色はここに限らず、見てきたつもりだ。特別この景色が一番好きというわけでもない。それでも、やはり、目の前にドン!と穂高、そして青い梓川がサラサラと流れていくのをみると、心が洗われる。言葉をたくさん並べる必要はない、ただただ、綺麗だ。

この景色から歩いて1時間弱、穂高神社に到着する。もう少しゆっくりしたかったが、先が長いので急足になってしまったのが残念だ。

その後は私の働く小屋で昼食にカレー、そしてケーキを食べ、ふらりと周辺を散策し、穂高神社のそばにあるカフェまで歩く。カフェではウクレレ演奏中、癒されながらコーヒーを飲んで両親とはお別れ。本当に2日間お天気の良い中、一緒に散策ができてよかった。もちろん雨の森の中も、晴れにはない良さがあるが、初めて歩くのなら晴れている方が良い。

お別れした後は、植物観察をしながらゆっくりと戻る。昨日今日で何度も歩いている道だが、今日には今日の発見がある。

私の好きなタカソデソウ。見頃を終えようとしている。

サンカヨウの実。ずいぶん大きくなってきた気がする。

コチャルメルソウ。花はもう咲いていない。

これは、おそらくキツリフネそう。この小さいのは蕾だろうか?最近興味津々な植物の一つだ。

名前はわからないが、1つだけ見つけた。

そういえば、ツバメオモトの花が終わった後、実を見ていないなあ、と思い、この辺に咲いていたはず・・・というところをゆっくり歩き、見つけた実。まだ小さくて、意識していないと見つけられない。

カラマツソウもじわりじわり咲いている株が多くなってきた。

ルイヨウボタンの実。花はあっという間に終わってしまった。

一目で惹かれた、クルマバツクバネソウ。花の枯れていく姿は花と違う魅力がある。

今回もトイレに行きたく、ピントが合うまで写真を撮ることができなかった・・・。タケシマラン。

色が変わっていく姿が、やはり好きだ。こちらエンレイソウの葉。

ピントが全くあっていないが、ショウキランの群生。

不思議な形に、目立つ色。

さて、最後に定点観察。

【大天井と梓川】

【大天井岳】

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