今日もPシフト。7:00にキッチンへ向かいます。んー、今日もツンと寒いです。
ぼや〜っと仕事を始めていると、賢そうなアニー「さや、明日シフトよかったら交換しない?Pシフトがずっと続いてるでしょ。昨日キャサリンと話して、それが良いんじゃないかなって。」賢そうなアニーは私のことをいつも、さやと呼びます。
そこにいたみんなのお母さんエミリーも説明してくれます。私のPシフトを賢そうなアニーにやってもらう代わり、私は彼女の”Extraシフト”をやるということです。細かなところの掃除や、皆の手伝いをすることになるとのことで、私はどちらのシフトでも良いのですがせっかく代わってくれるとのことなので、明日はEシフトをすることに。みんなのお母さんエミリー「毎日毎日Pシフトだってあなたが言うからね!」
10:30からは皆仕事の手を止めミーティングがありました。みんなのお母さんエミリーが、pikelets はじめ、桃をローストしたもの、バナナを甘く焼いたもの、などなど準備してくれ、皆でブランチを食べながらミーティングです。みんなのお母さんエミリーのパイクレッツを食べるのも最後になるでしょうか、、、。ヨーグルトにメープルシロップをたらりとかけてフォークとナイフでありがたくいただきます。
話が始まったのは10:40頃から。議題は、小屋閉めについてです。紙にまとめられてはいますが、それに関してひとつひとつ皆で確認し合い、質問があればみんなのお母さんエミリーに聞きます。
そこでピリピリし始めるブラジルのジェイニー。小屋閉め直前に友人が泊まりに来るらしく、紙に書かれた通りのシフトをやっていたら友達と過ごす時間がないと言っています。「いつもより多いシーツを洗って干すなんて、皆、乾燥室を想像してみてよ。どうやって干すの?2日に分けるとか、なんとかしないと、難しいよ。友達が来るのに!」
こればっかしは仕方ありません。営業終了日=下山日なので、シーツなのどのリネン類の洗濯は最後の3日間でやるしかないのです。そうすることで、3日間の洗濯量が多くなり勤務時間が長くなるということは、分かりきっていたことです。しかしそれに対して、やりきれない表情のブラジルのジェイニー。涙が溢れそうです。(忙しくなるとわかっているのに友達を呼んだのは誰!!と言いたくなります)
皆が、なんとかなるよ、こうやってみよう、こうしたらどうかな、と提案し、みんなのお母さんエミリーも「こうするしかないのよ。他にいい案が思い浮かんだら教えてちょうだい」とヒートアップする彼女を鎮めようと、落ち着いて話しかけます。
やれやれ、今回のミーティングもなんだかなぁ、、、と言った感じです。日本では絶対起きない会話ばかりが飛び交います。どちらが良いのかは分かりませんが、少なくともここでのミーティングは、皆思っていることを吐き出しているので、風通しがいいと言えるのかもしれません。
ミーティングが終わった後は、掃除の続きをします。同じ場所の掃除、3日目となれば慣れたもんです。皆より早く掃除を終わらせ、スタッフルームで今日3回目となる食事をとります。
どこにいても誰といても、今は小屋閉めのことを話すことが多く、その場にいたみんなの姉貴キャサリンと、自分たちの部屋の掃除について話します。「従部屋は木曜までに各自掃除しておくってことですよね?」「そうね、金曜日には出ないといけないから、木曜の夜までには掃除しないとね」
最後の数日はバタバタするのが目に見えているので、お昼の中抜け時間は早速パッキングすることに。出国までに使わないとわかっているものをザックの底に入れ、これから使う衣類はザックの上の方にまとめます。ついでに部屋の掃除も終わらせます。
あとは、シャワールームの掃除をしなければなりません。私の住んでいるフラットは4つの部屋とシャワールーム、トイレがあり、優しいお姉さんブリッジとチリのマリーナはもう下山したので、実際に住んでいるのは私と賢そうなアニーの2人。2人でじゃんけんし、私はシャワールームを、彼女はトイレを掃除することになったのです。明日仕事が終わった後、掃除するつもりです。
夜は、皆で愉快なchefケイシーか作ってくれたカスタードクリームがパイ生地でサンドされたデザートを食べました。最後の週だからと、ここ最近はデザートをたくさん作ってくれ、私たちスタッフやガイドに振舞ってくれています。
少し前までは、食べ過ぎ&散歩不足で顔が丸くなったなと気にしていましたが、今は気にせず毎日食べてばかり、体重は増える一方です(測ってないので実際のところは分かりません)。日本に帰れば夏が始まり自然に痩せるでしょうし(?!)、今、ここで美味しいご飯やデザートが食べられるうちに食べられるだけ食べようと、開き直っています。
パイクレッツにはレモン汁とグラニュー糖
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