読者の皆さんも、書き手である私も、山小屋日記2026が更新されるとは予想していなかっただろう・・・。書こうか迷ったが、書いていないと本気で(力を込めて)気がおかしくなってきそうなので(なぜそうなるかは、後ほど)文字に残しておきたいと思う。それにこんな経験は人生で1回きりなはずだと思っているし、そうであってほしい。
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6月29日。クーラーをつける頻度が上がってきた福岡の実家を離れる。つい1週間ほど前までは発掘の仕事をしていたが、キリよく終えた。発掘に関わる仕事はやっぱり楽しい。仕事を終えた後は、ちゃちゃっと荷造りをし、新幹線のチケットに宿をとる。今回の行き先は静岡県。
去年の11月だったかこの話が舞い込んできて、話をいただいた時はワクワクしていたが、あれから半年以上経つと、この決断を下した過去の自分への疑いの方が大きい。こんな仕事受けてしまって良かったのだろうか。ひとまず1ヶ月間ということで、山奥にある小屋の管理人を1人で任されることになったのである。なんじゃそりゃ?私にもよくわかっていない。
私が足を踏み入れたことのない南アルプスの山奥。なんといっても一番不安なのは、運転をしなければならないこと。ペーパーの私はグライダーに乗るのも馬に乗るのもなんてことないが、車に乗るのだけは抵抗があるし、苦手意識が年々強くなっている。今回の仕事に向けて、福岡で合計して360分の出張ペーパードライバー講習を受けた。
静岡に到着した後は、気持ちを落ち着かせたかったので山に入る前に2泊する。到着翌日には、ここにある自動車学校の講習も受けた。先生はとても良い方で、福岡で受けた360分以上の価値があったかもしれない。
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6月30日、山小屋を管理している会社の方に、7月1日入山についての詳細確認のため電話をする。すると、今日の夕方、食材の買い出しに行こうか、という話になり急遽お買い物に連れていってもらう。
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山道を運転しなければならないという点以外では、1人で山に入ることや新しい土地、新しい人、仕事に関しての不安はあまりない。1ヶ月間だけ、と何度も唱え、眠りにつく。

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