103日目 白身魚とパン

今日は4日連続のEC最終日。私がEC、MCはアレックス。彼とのシフトは初めてです。ティナやアリスとMC、ECをするときはMCがスタッフディナーを準備することが多いのですが、アレックスは今日のシフトが終えたら隣の小屋に泊まりに行くとのことで、私がスタッフディナーを作ると言う話になりました。エリンのリクエストで、今日の夕食は魚。アレックスは簡単なサラダを作ってくれ、私は魚料理にパンプキンマッシュを作ります。「しばらく魚食べてないから魚がいいナ」そう言うエリンはペスカタリアンです。

魚は、せっかく調理するなら美味しい方法でと思い、お米を敷いたトレイにトマト缶を開け、魚と野菜をのせて、ベイリーフやローズマリー、ブラックペッパー、塩をかけてオーブンで焼きます。初の試みです。ジェンは魚が食べられない(アレルギー)と言うことで、手羽元で全く同じものを作ります。

上手く行くか心配で早くからオーブンに入れて焼き始めます。火の入り具合が気になる私はオーブンを開けては確認。初めて作る料理は、心配でたまらずお腹が痛くなります。自分だけが食べるならまだしも、スタッフとガイド、約15人分の料理が上手くいかなかったら、、、と考えただけでゾッとするのです。どうしても初めての料理は、レシピを信用できません。

そんな心配をしながら、お客さんの夕食の準備も同時進行でやらなければならない私はバタバタ。そこにやってきたのはエミリー。

せっかく美味しそうなフィッシュを作ってくれてるなら私、パンでも焼こうかしらと、Hシフトとマネージャーシフトをダブルでこなしているエミリー。今日はなぜだか張り切ってきます。エミリーの作るパンはいつも美味しく、レシピを教えてもらわないとと思いつつも、毎回私がバタバタしている時に作ってくれるのでなかなかゆっくりと説明を聞きながら教わる時間がありません。レシピは頭の中にあるそうなので、彼女の口から聞きながら手元を見て教わりたいのです。

パンは短時間で作ったにしては上出来で、魚料理にぴったり。

しかし、今日はアレックスが隣の小屋に泊まりに行き、それについて行ったデイジー、ティナは別の場所にハイキング、エリンもハイキング。皆外に出かけてスタッフディナーの時間にスタッフルームにやってきたのは、エミリー、ジェン、エリック、リリー、私の5人。(サンはBシフトで夕食の時間はバーにいなければならず一緒にご飯を食べられません、、、。)「このパンはここにいるメンバーだけで食べますからね。残った分はガイド。他のみんなはナシよ」とエミリー。たくさんは作らなかったので数人で分け合います。

魚料理もパンも皆喜んでくれ、this fish is beautifulと褒めてくれます。

ちなみにガイドは、4人中2人がベジタリアンだったので、さらに他の料理を作りました。ナス、ズッキーニ、マッシュルーム、テンペを揚げ焼きし、醤油、生姜、みりん、酢に浸したものです。ガイドの分の料理を作りすぎたなぁとテーブルに並べた時は毎回のことながら後悔。しかし、ガイドが食べ終わった頃スタッフルームを覗きに行くと、ほぼ完食されています。び、びっくり。ガイドに揚げ浸し料理は大好評だったようで美味しかった美味しかったと言ってもらいました。

魚料理の残った分は、魚の身をほぐしてお米と混ぜ、おにぎりを作りました。冷蔵庫にrice ball for everyoneとラベルを貼って置いていたら、こちらもすぐに売り切れ。

皆に美味しいと言ってもらえることで、自己評価がいつも低い私は自信と元気をもらい、頑張ろうと思えます。

それでもやっぱりキッチンでの仕事が心から好きかと聞かれるとすぐにyesとは言えませんし、chefと皆に声をかけられるのはいまだに心地が悪いです。

▲定点観察

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