ワナカで過ごした後は、クイーンズタウンに戻り、街の中心ではなく空港や遊覧ヘリコプターの車庫が並ぶエリアのAirbnbを予約し、引きこもって過ごしました。
結論から言うと、この引きこもり時間、1人時間、とてもよかった!!!
ニュージーランドでの山小屋生活は3シーズン目ですが、毎回家を借りることはなく、山小屋が私の拠点。手続き上で必要になるときは会社の住所を使っています。休みの間は宿を予約したりキャンプしたりしてフラフラ。山小屋で住み込みの暮らしをしていると、山小屋が物理的にも精神的にも家のような存在。しかし、100%リラックスできない自分がいます。これは日本の山小屋生活でも同じです。そのせいか、山小屋生活を終えて家に帰ると抜け殻状態。とことんだらけますし、充電しないと本当に動けません。動く気もありません。人に会う気もしませんし連絡も極力とりたくない。
文字に起こすと、極端な生活をしてますね、私。
山に半年単位で入る間はスイッチがオン、家に帰るとオフ。山で働いている間に休日はもちろんありますが、完全なオフ状態にはなりません。それを覚悟した上で、山に入る、そんな感覚です。
今回の滞在したAirbnbは、そんな私を完全なオフ状態とまではいきませんが、それに近い状態にさせてくれるような場所でした。一人暮らししていた時を思い出すような小さな家で、必要なものは揃っており、ベッドは心地よく、日光も入ってくる。私はもしかしたら、自分がオフになれる家が欲しいのかもしれない、とも思いました。
改めて考えると、都会で6年間働いていた時期は、このスイッチのオンオフがうまくできなかったこと、頻繁にオンオフしなければならず細切れだったこと、これに疲れていたのかもしれません。ある時、お世話になっていたガイドさんに、こんな質問をしたことがあります。もうすでに都会での暮らしが辛いと思い始めた頃です。都会に出て個展をすることもあれば一年のうち数ヶ月を人のいないような場所に行き、自然のありのままの姿をカメラに収めている写真家の方です。「山と都会を行ったり来たり、切り替えるの大変じゃないですか?自然の中から戻ってきた時、都会の中で、どうやって自分を保っているんですか?」言葉はその時の自分から出てきたものなのでこの通りではないと思いますが、そんな趣旨の質問です。すると帰ってきた答えは、「僕はこれをしたいって目指したいもの、目標があるから、そのために頑張れるし、それによって自分の軸がぶれずにいられるかな」
その答えをもらってからは特に、私の軸って何だろう、私何がしたいんだろうと自問自答を繰り返しました。いまだにこれだと言う答えはありません。
よく、自分が好きなことをやってるよねぇ〜!とかなんとか言われますが、そう言われても全くしっくりきません。それは、自分の中でこれだと言うものがない中、”暫定一位の選択”(これについては他の記事に書きました)を続けているから。やることないから、とりあえずこれ=山小屋生活をやってるんです、と言った感じ。とりあえずでありながらもこの生活が好きであり、オンオフが私にとってしやすい、それが今の状況なのです。
このウィークオフ後半は、そんな私に家とはなんなのか、私の居場所はどこなのか、オンとオフの切り替えとは、等考えることができましたし、1人の時間に浸ることができました。
またこのAirbnbに泊まりたいなと思い、シーズン終わりまでにあと3回あるお休みの日の空き状況を確認しましたが、残念ながら満室。同じような場所を見つけられたらいいなあ。と思っています
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