【76日目】ハンモックでお絵描き

今日はPシフト。attendantシフトの中でも1番(?)楽なシフトです。朝は7:00に始まり、夜は20:00頃に終えますが休憩は長く、他のシフトよりも仕事内容が精神的にも体力的にも楽に感じます。

▲今日の定点観察

昨日から今日にかけての宿泊のお客さんの数は、通常50人のところ35人と少なく、朝食の片付けはサクッと終わり、いつもより長めの朝食を皆で取ります。先日の北島でのハリケーンの影響を受け、予定通り到着できなかったお客さんがいるようで、キャンセルが出たそうです。ニュースをチェックしていない私には、遠い世界の話です、、、。

その後は、いつもなら1人で6部屋ベッドメイキングをこなしていきますが、今日は優しいお姉さんブリッジと協力して2人で12部屋分のベッドメイキングをおしゃべりしながら進めます。日本の山小屋では必ず2人でやっていたベッドメイキング。ここに来てから1人でやるのがスタンダードだと知り、四苦八苦していましたが、優しいお姉さんブリッジと掃除場所が重なる時は、2人でやっています。「2人でやった方が断然楽ね、1人だとあっち行ってこっち行って、ベッドの周りをぐるぐる回らないといけないでしょ」

掃除は12:00前には終え昼食を食べ、チャイを作り、スタッフルームでダラダラした後は、みんなの姉貴キャサリン「みんなで泳ぎに行くよ、さやかもおいでよ」「冷たすぎるから、私は遠慮しておきますよ、ハンモックで寝ます」と断り、今日もハンモック。新たなスポットを開拓すべく1時間うろうろした結果、以前にも張ったことのある小屋付近のトラックから少し離れた木々に囲まれた場所に張ることにします。

▲ここで張りたくも、張れる木がない

ハンモックをどこで張ろうと、必ず現れるロビン(鳥)は、いつも興味津々にハンモックの周りを飛び回りこちらの様子を伺っています。ロビンの目にはどのように私やハンモックが映っているのでしょうか。何か言いたそうに首を傾げたりじーっと見つめてきます。

いつもならハンモックを張って寝転がり、いちにのさんで眠りにつきますが、今日は絵を描くことにしました。ちょうどいい姿勢を見つけるまでに時間がかかりましたが、自分の部屋で絵を描くよりも心地よく、周りに人がいないので集中して絵を描くことができます。ハンモックを手に入れて以降のRDOは、雨で小屋に閉じこもるか、街に出るかしかしていないので、小屋閉め前までにはハンモックで1日中過ごすような日を作りたいところです。ここで働いているからこそできる贅沢です。

▲描いた絵のひとつ

夜仕事を終えた後は、スタッフルームでワインを3本飲み、おしゃべり。ワインはみんなの姉貴キャサリンと、みんなのお母さんエミリーから、皆へのプレゼントということです。キウイのデイジーが街に降りてマジックマイク3を見て以来、よくストリップクラブの話をしています。そんな話から、他の映画の話、次の休みのハイキングの話で盛り上がります。私はめっきり聞き役に回りワインを飲み続けます、、、。それにしても、みんなよーーーくしゃべります(笑)。

4日後には、賢そうなアニーと2人でD Passに行く予定ですが、話の流れでブラジルのジェイニーも一緒に行くことに。彼女は2月上旬から働き始めた新しいスタッフで、元美容師。一対一でゆっくり話したことがなく、よく彼女のことを知りませんが、ニュージーランド暦は長いようでキウイのアクセントが身についています。

賢そうなアニーと2人っきりで1日がかりのハイキング、何を話せばいいのやら、、、と思っていたところですが、ブラジルのジェイニーが参加してくれるということで、2人の会話の聞き役に回れそうです(笑)。

この1月〜2月に新しいスタッフが4人入ってから、女子の会話のペースにエンジンがかかったように思います。仕事中のおしゃべりが止まりません。少しは静かにできないのだろうか、と思ってしまうほどです。それが良い悪いとかではありません。ある程度人とは距離を保っていたい私からすると、そこそこのカルチャーショックでもあります。