初めての稜線歩きなら、八ヶ岳へ その2

オーレン小屋ネパール祭りについて書いたその1の続きです。その2は稜線歩きの写真を並べます。最後は雲に覆われたものの、ココっていうところはずっと快晴。

土日にゆっくり山小屋に泊まりたいなら、オーレン小屋ネパール祭りへ その1
1つの布団に2人、3人。誰が寝たかわからない、誰のよだれがついてるかわからない、その布団にくるまりながら、BGMはみんなのいびき。というのが山小屋のイメージかもしれません。オーレン小屋はそんなイメージを覆してくれます。お風呂があり薪ストーブ...

オーレン小屋〜根石岳

ネパール小屋での朝食を終えたら、準備運動をして出発。樹林帯をしばらく歩いたら急に景色が拓けて根石岳山荘、そしてその奥に根石岳、東天狗岳、西天狗岳と見えてきます。後ろを振り向けばさっきまで歩いてきた樹林帯。

前には迫って来る根石岳。

少し歩くだけで、後ろにはひょこっと硫黄岳。

天気が良すぎて前に進むのがもったいないくらい。

根石岳山頂。

目指すは右の東天狗岳。

根石岳〜東天狗岳

さっきまで歩いてた道がどんどん遠ざかります。

このお花、なんて名前でしょう?足元にちょこんと咲いてました。

東天狗岳の頂上手前、道が狭くなるところ。ここは慎重にゆっくりゆっくり。

東天狗岳頂上。これでもかというくらい、快晴のまま。

東天狗岳〜黒百合ヒュッテ

ここからは下りがしばらく続きます。黒百合ヒュッテの方へ。大きな岩がゴロゴロ。

足元ばかりをみてしまいがちだけど、顔をふと上げると、濃い緑と抜けるような青空。

天狗の奥庭上。

さらにくだり…

結構長い時間下るので足にもストレスが。と思っていると見えてきた黒百合ヒュッテ。

トイレの看板でさえかわいい黒百合ヒュッテ。(その看板は写真撮り損ねました)

この頃には小腹も空いていたので、アイスを食べたり、この小屋で有名なコケモモマフィンを食べたり。

コケモモの甘酸っぱいソースをかけて食べます。

コケモモの話

甘酸っぱいソース?コケモモ?桃なの?コケなの?ということで少し花の話をさせてください。

コケモモ

コケモモはキク類ツツジ科スノキ属の植物。白〜桃色の花、赤い果実を実らせます。果実からできたジャムをかけて食べるのが上のコケモモマフィン。コケモモの花は私の中のお花ランキングでも上位にきます。可愛いんです。こちら。(2017.7の燕〜大天井を歩いた時に撮りました。)

リンリンリンと音が鳴りそうじゃないですか。下から覗くとこんな顔。

ユーラシアに生育するのはカウベリー、北アメリカに生育するのはリンゴンベリーと2種類に分かれるそうです。ちなみに私のお花ランキングの上位を争う、似たり寄ったりなツガザクラはこちら。

コケモモの仲間を調べてるとまたさらに面白いことを発見。コケモモが属するスノキ属には、ブルーベリー、ビルベリー、ハックルベリーがあるそうです。

ハックルベリー

ハックルベリーって小説『ハックルベリーフィンの冒険』の主人公の名前?

どっちが先なのか気になって調べると、植物のハックルベリーが先のようです。ハックルベリーはその果実が小さいことからアメリカのスラングで、小さいこと、もの、そこから派生し、取るに足らない人物、を意味するそうです。ムーンリバーの詩や『Tombstone』という1993年の西部劇の映画の中のセリフでもハックルベリーベリーという単語は出てくるそうで、例えば映画中のセリフI’m your huckleberry.=俺こそがお前の探している男だ。という意味になるそう。意味はだんだん広くなり、重要な人物、優れた人物をも示すようです。(Wikipedia参照) 小説の主人公であるトムソーヤのお友達、ハックルベリーフィンって名前もここから来たのでしょうか?どういう意図で、作者のマークトウェインが名付けたのかは調べても情報は出てきませんでした。(英語で調べれば出てくるかも。)孤児でトムソーヤのお友達ハックは筏でミシシッピ川を下り旅して行く自由人。小さな子ども。この果実を実らせるハックルベリーと彼の名前のの関係は深そうです…!『ハックルベリーフィンの冒険』は個人的に好きでレポートの題材にしたことがあるけれど、主人公の名前の由来までは気にしてなかったので、いつかレポートに書きたいくらい良いテーマになりそうです。

そんな話はさておき、コケモモマフィンのある黒百合ヒュッテ、小屋の中にはグッズもたくさん並んでました。

見てると手を出しそうになったので、お財布の紐がゆるむ前に出発。小屋のグッズを買うならば、手ぬぐいだけ、手ぬぐい買うのはその小屋に泊まった時だけ、と自分の中でルールをつくっています。むやみやたらに買うと本当に増えていきそうな山グッズ…。

黒百合ヒュッテ〜白駒池

黒百合ヒュッテからは雲がだんだん出てきたけれど歩きやすいいい天気でのんびり白駒池へさらに下ります。

木道やアスレチックのような道、大小様々な岩、雨が降った後乾ききれてない泥道、森の中を歩くのも景色が変わって楽しいルートでした。

途中、高見石小屋は通過。時間とお腹に余裕があれば揚げパンが有名なので食べたかったのですが、ここは目をつぶってまたの機会にということに。

白駒池と揚げパンな休日
駐車場からすぐにテン場があって、のんびりするもよし、ハイキングするもよし、テント初心者にぴったり、八ヶ岳の白駒池でキャンプしてきました。

無事、白駒荘着。お昼ご飯は山菜天ぷらのお蕎麦です。

メニューはそのほかにもたくさん。デザートは”ほおずき”が有名なようです。

お蕎麦。山菜の天ぷらのはずがミスで普通のお蕎麦になっちゃいました。これはこれで美味しくいただき、余った小銭でほおずきのソフトクリーム。

そこから10分ほど歩くと駐車場。この時にはもうどんより雲。いいタイミングで稜線歩けたなぁ。

ということで話それまくりましたが、晴れた稜線を歩くのは気持ちよくって飽きないバリエーションに富んだコースでした。お花の時期にまた歩いてみたいなぁ。

2017.11.22

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