NZの山小屋へ応募→面接

ニュージーランドへの出国まであと2ヶ月と少しとなりました。ワーホリのビザを使って1年間行く予定で、先日ブログにも書きましたが、到着日の翌日から約5ヶ月間、ニュージーランドの山小屋で働きます。

海外の山小屋へ!!!
山小屋日記-2022、ひと記事も書くことなく7ヶ月間の山小屋生活の半分以上が過ぎてしまいました。夏が来たかと思えば、森の中はいつのまにか秋。ということは、下山する日もそう遠くないということ。 山から下りたら何の仕事をするのか、いろいろ考えな...

今日は、そのニュージーランドの山小屋での仕事を得るまでの話、【応募〜面接】の部分を書きたいと思います。

 

山小屋の仕事を見つけるまで

えっと。応募の話をする前に、仕事を見つけるまでの話も書いておきます。

前職で関わりのあったニュージーランドの山小屋。仕事で山小屋を運営する会社のサイトはよく見ていたので、その時にEmplymentのページもチラチラ見ていました。同僚や上司、後輩にも「求人あるみたい、働けるかな〜」なんて半分冗談で話していたような気がします。確か3、4年前のこと。

ニュージーランド以外の国の山小屋についてもちょろっとその頃に検索しましたが、応募ページがわかりやすく、仕事で訪れたことがあったので、働くならニュージーランドの山小屋だなぁと、頭の片隅にしっかりありました。

応募

いつ行く?

ワーホリでニュージーランドに行こう!と決めていたのは2020年。そうです、コロナで消えた1年。

2021年もいつのまにか消えて、、、

2023年が私のワーホリビザ取得の最後のチャンス。タイムリミットが近づくにつれ、正直に書いておくと、待ちすぎて

もう(行かなくて)いいかな、

というところまで来ていました。

しかし。私の中で”ニュージーランドの山小屋で働く”=”やらなければならないこと”になっていて、求人ページを見てみると2022-2023年のシーズンの募集があり、移民局の公式サイトにもワーホリビザが再開されるとあり。今年応募してダメだったら来年また挑戦できるけれど、来年応募だとチャンスは1回しかない、ということで、今年(2022-2023年の1シーズン)応募することにしました。

応募に必要な書類

応募はネット環境さえあれば可能。会社のサイトから、まずは応募したいpositionを選びます。

日本の山小屋バイトは、多くの小屋が受付も掃除も在庫管理も調理も全てを全員で回すので、positionなんてありませんが、今回応募した山小屋は、しっかり分かれています。

サイトに、それぞれのpositionの責任、求められる技術、仕事内容、どのpositionの下につくのか等詳しく書いてあり、応募のフォーマットに第2希望まで入れることができます。

その応募フォーマットには、職種の希望の他、個人情報はじめ志望動機、隔離された環境で働くことに関してどう感じるか、責任以上の仕事を成し遂げた経験について、関連する仕事の経験の有無と詳細等、会社からの質問が7、8つあり、さらにカバーレターとレジュメを添付しなければなりません。

日本では聞かれないような内容が多く、英語にする以前に日本語で考えるのにも一苦労。

カバーレターは日本で言う送付状、レジュメは履歴書。これも日本とは違って年齢や性別は書く必要がなく、顔写真も指定がなければ不要。決められた形式がないので比較的自由に書くことができます。書き始めた時は、うぅ〜んと唸ってばかりでしたが、書いてみると意外と面白かったというのが率直な感想。応募する仕事に関連する過去の経歴や学歴、自分のスキルを箇条書きでまとめます。このスタイルの履歴書だと、

私、これもできるしあれもできる!と、自信が湧いてきました。笑

添削、そして応募

一通り書き終えた後、英語が第一言語の友人、第二言語の友人に添削を頼みました。

文法的なことはもちろん、もっとこう言うこと書いたほうがいいんじゃない?というアドバイスももらって、なんとか完成。2、3週間かかりました。

応募したのは7月の下旬。応募するとすぐに応募が完了しましたと、自動返信メールが届き、面接の日時調整のために8月の中旬〜下旬に連絡が行きます、とのこと。

 

面接

連絡が来ない、、、。

8月に入っても、お盆が過ぎても、下旬に入っても、なかなか会社からの返事は来ません。

応募フォーマットに参考人を2名書く必要があり、募集要項には「面接に進む前に会社から参考人に連絡を取るから、連絡の取れる人と確実に連絡の取れる電話番号、メールアドレスを書くように」と記載がありましたが、参考人への連絡もなかなか来ず。

実際に応募する前に、応募時にワーホリビザを取得しておく必要はあるのかや、11月上旬まで日本の山小屋で働いているため、働ける期間が途中からになります、それでも応募できますか、と言うようなやりとりをしていたので、担当の方も私の存在は知ってあるはず。ダメだったのかなと思いつつも、ここで落とされるはずはないという強気な自分、、、。

待っているだけの私に友人が、問い合わせてみたらと言ってくれて、1ヶ月待ったのちメールしてみることに。

「1ヶ月経ちましたが返事がありません、その後どうですか?」

面接日時の調整

「連絡ありがとう。で、面接、いつが都合良い?」

 

1ヶ月待っていたのが嘘かのように、すぐに返事は来ました。試されていたのか?忘れられていたのか?こちらから連絡をするのが常識なのか?

こちらからもすぐに返信し、面接は数日後の正午に決まりました。友人に英語圏の面接で聞かれやすいことを教えてもらい、応募フォーマットにあった質問事項と併せて、ざっくり伝えたいこと、言いたいことを準備。

ん〜。ニュージーランド訛りの英語、ビデオ通話で聞き取れるかなあ。

いざ面接、、、!

面接当日。ビデオ通話に現れたのは、1人。予定していたマネージャーは体調がすぐれないので代わりに私が面接します。とのこと。

と、話しているとそのマネージャー(メールに回答してくださっていたうちの1人)がひょっこり現れ、2対1の面接に。

何を聞かれたのか書き始めるとキリがないので書きはしませんが、1時間弱みっちり、質問と答えの繰り返しではなく会話のような面接となりました。

面接は掃除時間中だったので外のテラスで。

うまく答えられたか、私の英語が伝わったかは置いといて、とてもリラックスしながら話せる雰囲気でした。私が、トロンボーンやウクレレ弾けますと言う話をすると持ってきていいよ〜、楽器やる人他にもいるからバンド組めるね〜とか言う雑談も。

心配していた、”聞き取れるのか問題”は、1人の訛りが強く私が自分の言葉に置き換えて聞き返すと、もう1人が、違う違う、こう言う意味よ、とわかりやすく説明してくれました。なんとかなりました。

面接の最後には、こちらから質問できる時間もあって、私は抑えきれず

 

結果っていつ分かりますか!!!

 

勢いよく1番に聞いてしまいました。あれは失笑されていたような気がします。今思い返すと恥ずかしい。他にも毎年戻ってくるスタッフはいるのかなど、4、5つ質問しました。

結果

結果は、私にとってベストなポジション、ベストな山小屋(3本のトラック上にそれぞれいくつかの山小屋があります)を2人で話し合いの上、数日で連絡します、とのこと。

また、日本での山小屋生活のおしりと、ニュージーランドの山小屋生活のあたまが重なってしまっていて、それを相談すると「できるだけ早く来てもらえれば助かる」と言うような話でした。

面接が終わった後すぐにカレンダーを見返し、「いついつから働けます」とメールを送信。1週間くらいは、まだかなぁまだかなぁと待つことになるのかなと思いきや、数時間後すぐにメールの返信が。

私の当初の希望は叶いませんでしたが、⚫︎⚫︎小屋で⚪︎⚪︎のポジションの仕事だったらどう?という連絡。それでもよければ仕事をオファーしますと。

 

 

え!これは、採用されたってこと?

 

 

あまりにも展開が急で頭が追いつかず、嬉しいよりも驚きが大きく、何度かメールを読み返しました。

受かったみたい、、、。

その日は、仕事が決まったこと、解放されたことへの喜びからゆっくり眠れました。よかった〜!!!

 

***

最後になりましたが、

応募にあたって、アドバイスしてくれた友人みなさま、結果報告に一緒に喜んでくれたみなさま、ありがとうございました!

***

 

今回はひとまずここまで。次回は結果通知が来た後の話を書きたいと思います。

 

 

それでは、また!

 

 

 

COMMENT

タイトルとURLをコピーしました