ずぅっと雨が降っている。雨以外の日はあっただろうか。雨しか降っていない。天気予報も毎日確認するが2週間先まで雨だ。晴れと雨と曇りの日が交互に並べば、私の休みは晴れだ!僕の休みは雨だ!なんて会話で盛り上がるが、ここまで雨続きとなると、誰が休みでも毎日雨、誰かが誰かを恨むこともないし、諦めがついて良い。唯一気の毒なのは、お客さんである。本来なら気候が安定し秋晴れの山歩きが楽しめる9月初旬。だが、梅雨のように雨が続いてしまっては満室だった小屋も3分の1以下の人数しか入らない。
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私は昨日今日と2連休だ。小屋に来て1ヶ月が経つのでそろそろ体を動かしても良いかな、という気分になり、1泊して近場の山歩きに行く気持ちが少しずつ芽生えてきていた。が、雨なので、諦める。遅く起きてご飯を作ってご飯を食べ、働いている人たちと少しだけ会話を交わし、おやつという名のパスタを作って、絵を描いて刺繍をする。
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最近の夕食中、一番盛り上がった話題について書いておきたい。風呂掃除のマストについて。風呂掃除はA、B、C、D、Eと5つに分かれたシフトのD番の人が午前中1時間半程度かけて行う。男性風呂、女性風呂、二つの風呂場と脱衣所を、誰にも邪魔されることなく、完全に1人で掃除。もちろん新人は先輩に教えてもらうことになるが、2回目以降は1人で掃除することになるので、掃除の仕方にどうしてもオリジナリティが出てしまう。
排水溝にうるさい同期の男の子。落ちている毛にうるさい先輩。赤カビにうるさい先輩。皆それぞれ気になるポイントがあるそうだ。私は、のれんを洗濯しないとうずうずしてしまうのだが、そこには皆あまり気を使っていないようで、私のマスト=のれん、ということになった。1人1つマストについて語り終えた後も、風呂場の椅子の裏の滑り止めの隙間の赤カビは磨いたことがあるか、とか、シャワーのホースは毎回磨くかとか、脱衣場の棚の上は毎回拭いているか、とか、あげ始めるとキリがない。同じ1時間半の間に、掃除している箇所、気になる箇所、がここまで違うのか。奥が深いしこの会話でしばらく間が持ちそうだという話で終えた。
じゃあトイレはどうか?部屋掃除はどうか?掃除の話は翌日も続く。ここで初めて、8人いるスタッフの1人が、トイレ掃除の時に毎回便座をぱかっと外して奥まで拭いていることが判明した。えぇ〜〜〜!
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9月の中旬まで雨予報は続く。曇り空で雨が降り出しそうな時でもなるべく外に出ようとは思っている。それでも、引きこもり気味の山小屋生活が続いてしまっている。雨の中小屋で過ごすのは嫌いではない、むしろ好きだ。しかし青空の日がこんなにも少ないと、精神的に暗くなってしまいそうなので、そろそろ青空を見たいような気もする。

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